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伝兵衛
伝兵衛
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2008年07月12日

秋葉原事件を生み出した時代/中央公論8月号

「秋葉原事件を生み出した時代--”非正規”の怒りは
臨界点に達した」という対談が 2008年8月号にでています。

対談:
佐藤優--在ロシア日本大使館に勤務。2002年、背任と
偽計業務妨害容疑で逮捕され、現在 起訴休職中。
著書に「国家の罠」、「自壊する帝国」(大宅壮一
ノンフィクション賞)など。

雨宮処凛(かりん)--生活も職も心も不安定にさら
された若者の問題に取り組む。
著書に 「生きさせろ!難民化する若者たち」(日本
ジャーナリスト会議賞)、
「プレカリアート」、「自殺のコスト」、「ワーキングプアの反撃」など。

○ 以下 ほんの 少しのキーワードの列挙です。

秋葉原事件の容疑者は 人間関係について 繰り返し
語っていることに 「自分のことを心底 理解して
くれる人間が欲しい」という渇望が伝わってくる。

「蟹工船」の時代には 結果的に 間違っていた
とはいえ、ソ連という「理想郷」があったのも 今とは違う。
ソ連崩壊もあり、社会主義革命に向けての労働運動が
なくなったので、多くの企業は 想像力や危機感を
喪失してしまった。
「新自由主義」の考え方が力を持った結果、かつての
経済・社会環境が破壊された。

底辺で働く人間、非正規雇用の労働者にとって、
「生きさせろ!」というのは 真っ当というより、ごく自然な叫びだ。


 
  


Posted by 伝兵衛 at 14:09Comments(0)