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2007年09月13日

学童保育の場で無料学習塾を/井垣康弘弁護士

産経新聞 水曜夕刊 連載記事 2007年9月12日

井垣康弘弁護士著 君たちのために 

小学校3年生に 的を絞る。約10%の 子どもたちが 授業が分から
ない。親も 家庭学習などで ケアーしていない。理由は、甘やかし・
放任・虐待など、さまざまなようだ。
 本人も 毎日 居残り補習なんか 真っ平ゴメンで、たっぶり 遊びたい
時期である。数は わずかな 被虐待児を除くと、学校では 駄目だが、
子どもは 家庭や地域に 「居場所」があり、第一、「気立ての優しい
とてもよい子」として、親からも 高く評価されているのだ。
 かくて、小学校 3年生段階の「読み書き算数」も よく分からな
いまま、学年だけが 上がり、中学へ進む。そこから 「勉強を頑張ろ
う」と 思うようだが、ことごとく 失敗する。
 劣等感、疎外感、寂しさ、社会(教師と親)に対する 恨みや憎し
みなどから (不思議なことに、非行少年たちは、このような 不満を
裁判官には 全く言わず、自分が 怠けていた ことだけを ひたすら後悔
するが、なぜだろうか?)、反発する エネルギーを 豊かに持つ子は
非行に 走り、かつそのエネルギーが 燃え尽きる寸前まで 次々と 繰り
返す。
 その逆の子は、引きこもったり、リストカットをしたり、病院
に入ったり、自殺したりする。もちろん、社会に適応して
生きていく人も多い。
 「ニート」や「ホームレス」の人々も、社会に 適応している
範囲内と 思う。
 小学校3年生に 対する 国語と算数での 「落ちこぼれ」を
地域社会のケアーで まかなってやりたい。
中学生で 初等少年院に入った子が、九九を 皆 覚えただけで
歓喜する様子を 知ると、大人の1人として やるせない。
 正規の授業が 分からず、さらに 居残りの補習、土日や
長期休暇の 補習の強制は、本人にとって 侮辱であり 恐怖
だろう。だが、勉強は 分かりさえ すれば これほど楽しいものは
なく、ほぼマンツーマンでの ケアーは、双方にとって、
心の和む出会い である。
 私は今、「学童保育」に 注目している。放課後 何時聞か 子どもた
ちが 学校の一部に 預かって もらっている らしい。学童保育の場所
で、無料の学習塾「寺子屋」を 毎日 開催すれば、何人か 飛びついて
きてくれない ものだろうか。
 3年生の 国語と算数のテキストを、とりあえず 200枚くらい作
る(小学校3年生の 教諭の援助が要る)。それを10部くらい用意し
て、「学童保育」を行っている 学校などに 置かせてもらう。ボラン
ティア数名が、毎日 「学童保育」の場所に 行き、「国語と算数を
 もっと 分かりたい子は いらっしゃい」と募る。誰も 来なかったら、
当分は 子どもと 一緒に 遊ぼう。
 勉強に 応じた子には、毎日 5枚ぐらいを やってもらう(正答は消
し ゴムで消して 再利用する)。全部 できたら 次に進む。ともあれ
 「マンツーマン」。「勉強が分かった。あんたも おいで!」と児童
が 他に働きかけてくれる はずである。その様にして、全国に1万カ所
くらいの 無料の「寺子屋」を 作ることを望む。 

以上 井垣先生の記事の全文です。引用させて いただいて 
ありがとうございます。

★これは 中学へ入ってから荒れるのを 防ぐための方法の 
一つです。荒れて しまうと これは えらいことで 児童相談所も
警察も 超多忙なので 絶望的です。
しかし 親は やめられない。首相の 代わりは いくらでも 居る。
  


Posted by 伝兵衛 at 08:51Comments(0)